【1回】Expo・ReactNativeの環境構築

プログラミング
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このブログについて

  • Expoを使いつつ、ReactNative のアプリ開発についてまとめていきます。
  • 必要に応じて、ライブラリなどの紹介します
  • チャプターごとの状態を GitHub で管理するので、必要であればクローンしてください。

こんな方にオススメ

  • React、TypeScript などについては学んでいる
  • スマホアプリケーションの開発に興味がある

前提ツールのバージョン

ツール バージョン
node 22.19.0
pnpm 10.15.1
expo(SDK) 54

環境構築と起動

Mac と iPhone シミュレータを使った開発環境を構築します。
ドキュメントに従って、 nodewatchmanXcodeCocoaPods をインストールします。

# nodeとwatchmanのインストール(brew)
$ brew install node
$ brew install watchman

# CocoaPodsのインストール(gem)
$ gem install cocoapods

Xcode は AppStore からインストールしてください。
エディターですが、一緒にビルドツールやシミュレータも使えるようになります。

AndroidはAndroid Studio(SDK)が必要になります。別途インストールしてください。

Expo プロジェクトの作成

Expoのプロジェクトを作成します。next.jsやreactのプロジェクトを作成するように、CLIツールを使います。

$ npx create-expo-app@latest
Ok to proceed? (y) 
What is your app named? ... {プロジェクト名}

アプリの起動

起動方法はいくつか種類があります。今回は、Development Buildの方式で実行します。

### ネイティブプロジェクトの作成
### ios、androidフォルダが作成される
$ npx expo prebuild --clean

### iOSの場合は、明示的に依存ライブラリをインストールする
$ cd ios
$ npx pod-install
$ cd ../
$ pnpm ios

### Androidの場合は、そのまま実行でよい
$ pnpm android

シミュレータ上にExpoのサンプルページが表示されれば完了です。

Expo サンプル

Expo GoとDevelopment Buildについて

Expoでは、Expo Goというツールと、ビルド、インストールして起動する(Development Build)、いずれかの方式で開発を進めます。
切り替えるには、起動したあとにターミナルで「s」を押すと切り替わります。
Expo Goでは一部が使えない機能があるため、Development Buildで進めていきます。

現在使われている方式は、ターミナルで以下のように表示されます

› Using development build
方式 説明
Expo Go スマートフォンにアプリを入れることで簡単に実機で画面を確認することができる。プレビュー用のツールのため、ビルドはされていない。
Development Build ネイティブライブラリを含めてシミュレータで確認することができる。ビルドが必要になるため、確認に時間がかかる。1度ビルドしてしまえば、その後はホットリロードで更新可能。

まとめ

  • Expoのプロジェクト作成・サンプル表示までを解説しました。
  • Expoには2種類の起動方法がある
    • Expo Go
    • Development Build

参考資料

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